フラット35VS民間住宅ローンとは
フラット35 と 民間金融機関の住宅ローンには、いったいどのような違いがあるのでしょうか?
いくつかの項目について、その違いをご紹介したいと思います。
● 資金用途
フラット35は、マイホーム購入のみにしか利用できませんが、民間住宅ローンは、マイホーム購入以外(リフォームなど)にも対応してもらえます。
● 金利
フラット35は、全期間固定金利(借入時の金利が完済まで一定)なのに対し、民間住宅ローンは、 変動金利または一定期間固定金利選択型が用意されていて、定期的に金利が見直されます。
● 融資実行時の金利が適用される という点は、とちらも同じです
● 返済額
フラット35は、 完済まで返済額は一定です。民間住宅ローンは、 返済期間中、金利の見直しがあるので返済額の増加や減少が起こります。
● 借入可能金額
フラット35は、物件価格の8割までですが、民間住宅ローンは、 条件次第で8割以上も可能です。
● 信用会社の保証
フラット35は不要ですが、民間住宅ローンは、信用保証会社の保証が必要です。
● 住宅ローンの借り換え
フラット35は、対応していませんが、民間住宅ローンは、対応しています。
● 保証料
フラット35は無料 ですが、 民間住宅ローンは、各金融機関により異なりますが、通常50〜70万円程度必要です。
● 団体信用生命保険料
フラット35は、任意加入(加入した場合、保険料は初年度約8.5万円 程かかります)。民間住宅ローンは、加入必須です(保険料は無料)
● 火災保険
フラット35は、加入必須です(公庫の特約火災保険への加入は不可)が、民間住宅ローンは、 ほとんどの金融機関が任意加入です。
● 抵当権設定登記
フラット35は、無料ですが、民間住宅ローンは、 約12万円かかります。
● 繰上げ返済手数料
フラット35は、無料ですが、民間住宅ローンは、数千円〜数万円かかります(金融機関によってバラツキあり)
※費用金額は借入金額3000万円、35年返済、元利金等返済の場合を目安 にして計算してあります。