フラット35 比較のためのポイントとは
フラット35は、平成19年に廃止される住宅金融公庫に変わる長期固定金利の住宅ローンとして、定着しつつあります。
しかし、名前こそ「フラット35」に統一されてはいますが、金利、融資条件など、扱う金融機関によって実に様々で、いろいろ迷われてしまうこともあると思います。
そこで
何をどう比較すればよいかのポイントについてご紹介してゆきたいと思います。
フラット35の金利は、毎月見直されています。
金利は、公庫が投資家に支払う利息に、証券化の費用を上乗せしたレートを提示し、各金融機関が独自のコストなどを上乗せして決定されます。
金利は、金融機関によってバラツキがありますが、2006年10月現在の標準金利は、2.780%〜3.580%(段階金利を除いています。平均金利は3.093%)となっています。
フラット35は、銀行や信用金庫などの金融機関をはじめ、複数のハウスメーカーなどがフラット35のために設立したローン会社で幅広く扱われています。
ですが、それぞれ自行のローンも扱っており、フラット35への力の入れ具合は、各金融機関によって差があります。
乗り気なところほど、フラット35の金利を低く設定していると考えてよいと思います。
また、長期固定型の人気が上昇していることもあり、フラット35の競合ともいえる長期固定型のローンの方に力を注いでいる例も増えているようです。
