中央三井信託銀行 「リバースモーゲージ」とは
リバースモーゲージとは、自宅を金融機関への担保にして資金を借り入れ、利用者の死亡時に自宅を売却して借入金を精算するシステムの、住宅担保型老後資金ローンです。
「自宅」という資産がある場合に、それを有効活用して、ゆとりのある老後を楽しみたい方のためのローンといえます。
従来の住宅ローンの利用目的は、住宅の購入資金ですが、「リバースモーゲージ」の利用目的は、現金収入を増やすことにあります。
カードローン機能が付加され、毎年一定金額の融資が受けられます。また、、「自宅に住み続けていたいけれど、将来、継ぐ者がいない」「老後の生活資金に余裕を持ちたい」など、顧客の様々な資金ニーズに対応しています。
利用者は、自宅に住み続けながら一定の融資を受けられ、なおかつ、生存中は返済の負担がないというのが最大のメリットです。
利用者が死亡した時に、担保不動産(自宅)を売却することより、それまでの借入金が一括返済されます。(随時の返済も可能)。精算後、余剰金が発生した場合は、相続人が相続できます
利用できるのは、65歳以上79歳以下の高齢者(配偶者がいる場合は夫婦ともに65歳以上)で、80歳到達時まで毎年1回、一定額の融資を受けることができます。
・融資総額は担保評価額の5割以内で、年間の最低融資額は、100万円。
・3年ごとに評価額を見直し、評価額が下がった場合には融資額が変更されます。
・契約時に、80歳以降死亡時まで年金が受け取れる個人終身年金に任意で加入できます。
ただし、担保物件として認められるのは、3大都市圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫・京都)にある土地付き一戸建てで、土地の評価額が1億円以上のものとなっています。
借り手の死亡時に物件を売却されますが、配偶者が居住している場合は、最長3年間まで売却時期を猶予されます。
詳細は、中央三井信託銀行のホームページで、ご確認ください。
http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_03/p_03_re.html