住宅ローン 審査に受かるための心がけ その1〜その2
心がけその1 自己資金を、なるべくたくさん貯蓄しておきましょう
マイホームを購入する際に、必要な諸費用は、マイホーム購入価格のおよそ7〜10%程度になるといわれています。
例えば、購入価格が3,000万円の場合は、300万円、4,000万円の場合は、400万円くらいの貯蓄は必要となってきます。
住宅ローン借入れ後も、引き続き貯金は、必要です。
より有利な住宅ローンに借り換える場合など、貯蓄がある方が断然有利だからです。
中には、「自己資金ゼロ」で、諸費用まで住宅ローンに組み入れてしまう方もいらっしゃるようですが、これは、はっきりいって、かなり無謀なやり方ですので、あまりおすすめできません。
心がけその2 返済比率を35%以内に抑えましょう
「住宅ローン 審査のポイント」のところでも、ご紹介しましたように、
一般的に審査の目安として「返済比率が35%以内」という基準が設けられています。
返済比率とは、ローンの年間返済額の合計金額が年収(税込み)に占める割合のことです。
「年収」に対する「住宅ローンの年間返済額」と「その他の借入年間返済額」がある場合は、その分(マイカーローンや教育ローンなど住宅ローン以外の返済をしている場合のみ)を足した金額の割合(%)になります。
返済比率35%とは、ざっと見積もって、手取り収入の約4割近くが住宅ローン返済に充てられてしまうことを意味します。
返済比率は、低ければ低いに越したことはありません。
しかし実際問題として、返済比率を抑える方法は、住宅ローン以外にローンを組まない、年収をあげる、
少しでも臨時収入を増やす方法を考える(投資などを行って貯蓄を増やされるのも一案ですが、リスクを伴いますので慎重に)など、かなり限られてはいますが、限られた範囲内で最大限の努力を試みてくださいね。