固定金利選択型 何年くらいのがベストなの?

都市銀行が扱っている住宅ローンの金利タイプの中で、一番利用率が高いのが固定金利選択型です。

現在、多くの民間金融機関で金利優遇キャンペーンが行なわれています。

条件に合えば、店頭金利より低い金利で借りることが可能です。

金利が固定される期間は、2年、3年といった短いものから、10年、15年といった長めのものまで、様々なタイプがあります。

固定期間よって、金利のレベルが変わってきますので、いったいどのタイプを選べばよいのか、迷ってしまわれることと思います。 

そこで、「固定期間の長さによってどんな違いが生じるのか?」「固定期間は何年くらいのものがよいのか?」 いろいろ調べてみた結果、結論は、

返済期間と金融情勢によって変わってくるということがわかりました。

例えば、ある都市銀行の3年固定金利の場合(短期固定の魅力はなんといっても、その金利の低さにあるのですが)、3年固定金利は、1.35%(優遇金利を適用)です。

仮に、1000万円を30年返済で借りた場合、毎月の返済額は3万3796円です。

3年後に適用金利が1%アップ(2.35%)とすると、返済額は3万8260円となり、約4500円の負担増となります。これは、月々の負担が約13%重くなることを意味します。

対して20年返済の場合、当初の負担は大きくなりますが、金利が1%アップした場合の負担増は8%に抑えられます。

 このように返済期間が短いほど残債の減り方が早いので、返済額の増え方もゆるやかになるようです。

  返済期間を短くするメリットを活かしたいのなら、低金利で固定期間が短めタイプを利用を検討するとよいみたいです。 

たとえば3年固定なら、10年固定で30年返済した場合とほぼ同じ額で返済期間を25年にできます。(10年固定の金利は、、借り入れ当初は、2.4% 11年以降は、3.4%です。)

3年後に金利が上がれば10年固定より返済額は多くなりますが、繰り上げ返済によって金利上昇の影響を抑えることができます。

100万円を繰り上げ返済すれば1%の金利アップ、200万円繰り上げ返済すれば2%アップまで、10年固定よりも返済月額を増やさずに済みます。

 たしかに固定期間が長いほど、何かと安心ではありますが、

経済的な余裕があって短期で借りることができたり、繰り上げ返済が可能な場合、

短期の固定金利選択型で低金利のメリットを最大限に活かす方がお得であると、いえそうです。

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